口臭予防のポイントは、「唾液の分泌量を保つこと」だそうですね。
だ液の分泌量が少ないと、どうしても口臭が発生しやすくなってしまいます。
なぜなら、だ液というのは口臭の原因となっている口腔内(お口の中のことです)にいる細菌を洗い流してしまうという大事な作用もあるからです。
唾液が少なくなると洗い流されずにいる細菌が増殖して口臭が発生してしまいます。
口の中の乾燥が原因で発生してしまった口臭の解決策は、水を飲むこと。
口腔内の細菌は胃に届くと胃酸で死んでしまいます。
水の代わりに、お茶でも良いのですがコーヒーではあまり効果が望めません。
コーヒーは沸かしたてであれば良いかもしれませんが、時間が経つにつれて徐々に酸化し、特有の臭いを生じさせます。
コーヒーは口臭対策としては、あまりオススメできない飲料です。
また、よく噛むということは唾液の分泌量増加には効果が期待できます。
食事をするときには、30回は噛みましょうと言いますが、咀嚼回数を増やすだけでも唾液量は増加します、しっかり噛んで食べることも口臭対策としては正解とも言えるんですね。
ただ、出来れば噛み応えのある食べ物の方が良いです。
柔らかい食べ物は硬い食べ物に比べると唾液が出にくい、つまり柔らかい食事では噛む回数が少なくなったり、噛まずにそのまま飲み込んでしまうので唾液の分泌量は促進できないんですね。
その点でいうと、食べ物の中に、良く噛まないと飲み込まないような食材(アーモンドやナッツ類といった豆系など)を混ぜるという工夫も良いと思います。