ガムやタブレットで口臭対策するには、それなりにガムの種類を選ぶ必要があるようです。
ガムで、口臭を予防できるのは、ガムの香りなどで口臭をマスキング(より強い香りや臭いで他のにおいを消すことです)するのではありません。
それだったら、ガムなら何でも口臭対策ができてしまうということになります。
ガムは、噛むことで唾液の分泌が促進されます。
唾液が多く出ることで、口腔内の雑菌や匂いの元となっている汚れを洗い流す、洗浄効果が期待できるから、口臭が抑えられるようになるのです。
しかし、ガムの種類によっては口臭が増加することもあるので注意してください。
普通に売っているキシリトール入りのガムやタブレット類は蔗糖が入っていないので、ニオイを抑えてくれます。
キシリトールは分解されて、虫歯の原因の酸になりませんので、甘味料キシリトール100%ガムがおすすめです。
また、ミント系のガムではミントの消臭効果で口臭を消してくれると思われがちですが、それらのガムには一緒に蔗糖などの糖が入っているものが多いんですね。
すると、口の中に糖分が残り時間が経つにつれ口の中がネバネバしてきます。
このネバネバは唾液の量にも関係しますが、口臭の原因になってしまいます。
ガムなどで口臭対策するのであれば、キシリトール(甘み成分)入りで、ミント系、更に蔗糖なしのガムを選ぶと口臭予防に効きます。